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上手なプレゼンを求めていく気持ち

鷹野さんを講師に招いてのプレゼンワークショップが11月5日に名古屋で開催されるのですが、まだ定員に空きがあるとのこと。しかも前日にも同内容で開催予定だったのに、こちらは人が集まらず中止になったそうで。えええ!

なんで「えええ!」なのかは、おかださんがブログに書いてくれていることに激しく同意なので読んでください。

WCAN プレゼン ワークショップ 2011(追記あり) | 記事 | s-style-arts blog !!

僕も、つい先日に静岡で開催された TalkNote Vol.3 で鷹野さんらのプレゼンワークショップを受けているんですが、そのレポートもよかったらどうぞ。

Talk Note Vol.3 に行ってきたよ|withComputer

プレゼンスキルというものが多くの人にとっていかに大切か、このブログでも繰り返し書いてますし、それでは飽き足らず専用にブログまで作ってる僕ですが、これは何度でも言いたい。みんなプレゼンのこともっと意識しようよ、と。

自分のこと棚に上げて言いますけど、プレゼンが下手な人って多すぎます。セミナーに登壇してる人とか、大学の教授とかですら、時間が守れない、言いたいことがよくわからない、聴衆とコミュニケーションする意識が感じられないプレゼンがいっぱい。上手い下手というスキルだけじゃなく、プレゼンに対する意識が低くて、その場をすごく残念にしてる。残念なプレゼンは、場の生産性も、参加者のモチベーションも下げるわけで、大袈裟に言えば「罪な」時間の使い方だと思います。僕はそんな時間はまっぴらだと思うから、プレゼンをすることにはエネルギーを注ぐし、聞く側にいる場合は相手に本気で要求します。

キャリアのデザインとか、時間の使い方とか、人脈の作り方だとか、そんなライフハック記事に「あとで読む」タグつけてる暇があったら、目の前にいる同僚やクライアントと少しでも楽しく豊かにコミュニケーションすることに、もっと意識を向けたほうがいいと思うんです。ただ単に意識するだけではダメで、プレゼンを少し学んだくらいで急に何とかなるものでもないですけど、自分が変わらないと相手も環境も変わらない。変わる努力どころか意識もしないで自らの境遇を嘆いても、そりゃお釈迦様は糸すら垂らしてくれませんって。

プレゼンって難しい。それは永遠に変わらない。でも本当に残念なのは、コミュニケーションがうまくいかないことじゃなく、コミュニケーション不全を標準のようにみんなが受け入れてしまうこと。難しいから下手であるという状況に対して、その一歩上のことを誰も互いに求めないこと。そんなふうに僕は思います。

なんか残念な気分なので強めに書いちゃいましたが、このワークショップの参加に限らず、ひとりでも多くの人といっしょにプレゼンを勉強していけたらなぁと思うのです。