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日本デジタル教科書学会で発表しました

日本デジタル教科書学会の2013年度年次大会で発表をしてきました。発表タイトルは「教師が主体的に扱える教材をめざして」。以下が発表に使ったスライドです。

教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会) from Sunami Hokuto

実はこの学会のことをあまりよく知らなかったのですが、母校(大阪大学の豊中キャンパス)が会場ということでチャレンジ。同じ情報教育系の学会であるPCカンファレンスとはあまり参加者が重なっていないようで、懇親会も知っている人がほとんどいない状況。でも大会運営スタッフの人たちがフォローしてくださったので、アウェーの辛さを感じることなく気持ちよく発表することができました。

みなさんの発表の内容を見ていると、PCカンファレンスより実務的というか、こんなソリューションがあるよ!とか、こんなことやってみたよ!的な内容が多かったですね。そういうなかで僕は(具体例は出しつつも)設計レベルの話や啓蒙的なことをテーマにしたので、どのくらい価値を提供できたのか気になるところではありますが、質疑応答では好意的な評価をいただけた印象です。まぁ知っている人たちからすれば、いつも言ってることは根本的に同じですね、という感じではありますが。

デジタル教科書というモノは最近のネタではありますが、それに伴って語られることはやはり10年前と大して変わっていなくて、そろそろ教育も大きく劇的に変わってほしいものだと改めて思わされます。こうやって発表などで業界関係者に働きかけていくことは今後も続けていきますが、自分自身でもモノやサービスを提供することをやらないといけないな、と考えています。

先月から続いた怒濤のプレゼンラッシュも一段落。このあたりで夏休みがほしいところですな。