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第2回Webデザイナーの為の黒い画面はお友達勉強会レポート

第2回Webデザイナーの為の黒い画面はお友達勉強会@大阪に参加してきました。昨年12月に「変化の兆しを感じて変わっていくために(あるいは黒い画面の勉強会レポート)」で書いたイベントの続編という感じで、今回は新しい参加者を加えた10名ちょっとで開催。会場はなんとYahoo!さんにご提供いただきました。眺めも素晴らしく快適な会議室で、なんかこんな勉強会(と言うのもアレですが)に使わせていただいていいのだろうかと思うくらい。ほんとありがとうございました。

第1回はこもりさんに教えていただく感じで進めたのですが、第2回はより「みんなでやる」形式に。まずは出口さんを中心に初回のメンバーが他の人たちに知識的なところをシェアして、そのあと各自でやってみて、最後に感想や新たな疑問などを意見交換する形になりました。何をどう評価して何をやってみるのかも各自の自由ということでしたが、僕が参考資料としてシェアしたメモ(Mac環境をリプレイスした際に環境構築したときの手順メモ)を参考に作業される方が多く、またどうせなら公開してみたら?と言われたので、ひっそりと公開しておきます。

start-kuroigamen(黒い画面の環境構築メモ)

当日はCSSプリプロセッサを動かすあたりまで進めた方が多かったようです。作業時間は1時間なかったですし、Node.jsのインストール待ちで時間を食ったでしょうから、全体的にはスムーズな印象でした。パスを通すのはちょっと難しいので、ここは初心者の壁のひとつですね。

個人的に面白かったのが、最後の雑談タイムでした。CSSプリプロセッサの普及が進むと制作者の仕事はどう変わるかとか、会社における制作フローはどう変わるか・変えられるかとか、情報を得るためのアンテナはどう張るかなど。懇親会でも、ビジネスの話とかゲーム業界との比較とかアイディアの出し方とか、久しぶりにいろんな(しかもバカ話に終わらない適度な几帳面さの)話ができてよかったです。

黒い画面を勉強することは、すぐに実務の何かに直接生かせるわけじゃないとしても、次のステップに進むために勉強すること、勉強する時間を(それが今ないのなら特に)確保していくことが大きいのではないかと思います。何が何でも今すぐにマスターしないとダメ!みたいなプレッシャーもないから、逆に好きなところから好きなペースで気楽に取り組める。そうやって少しでも自分なりに当たりをつけておけば、本腰を入れなきゃいけない時期が来たときにもスムーズにやれるでしょうし。それに、みんながあまりやってない今だから、そのことについてブログ書くだけでも注目もされる可能性があるし、先行者利益的なとことろもあると思います。

次回の開催は未定ですが、大事なことは、今日のことをきっかけに各自が各自の環境で引き続きやってみること。それによってわからないことが出てきたり、あるいは何かの収穫があったら、みんなでシェアすればいい。そっちの方をうまく回していけるようにネットワークを維持していくことが、まずは大事なのかなと思いました。

みなさんおつかれさまでした。引き続きモチベーションを緩くでも維持しつつ、やっていきましょう。