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1人称を「僕」にしてみた

ブログでは第1期第2期も一貫して(というか意識が及ぶ範囲で)一人称は「私」で通していましたが、今回の移転を契機に「僕」にすることにしました。

もともと、個人の事情みたいなものをだらだらと書くブログにしたくなかったので、きちんと読み物として読める、そして僕自身もそのつもりで書くことを意識する意味合いで「私」という一人称を使っていたのでした。

ただ、外部のブログ「Re:Creator’s Kansai(リクリ)」の記事とか「こちら「日本語でケアナビ」開発室」では最初から「僕」を使っています。そういう人称の縛りがなくてもちゃんと書けるようになった(と自分では思う)しまぁいいか、みたいなのが今回の変更だったりします。

何だそれだけかよって話かもしれませんが、僕にとってはこの一人称の問題って大きくてですね、いまだに自分でしっくりくる言葉ってないんですよ。「私」なんてカタイ言い方は日常では使いません。堅めの学会発表の時ぐらいかな。普段はたぶん「僕」ですが、なんかこの言葉が持つ響きほど純朴な感じの人間でもないし(笑)、かといって「オレ」というほど意気がれもしない、みたいな。だからどうしても必要なとき以外は一人称は口にしないようにしています。

一般に「だ・である調」だと根拠なく断定したり批判的になったり、というのはあると思いますが、今回の「僕」への変更で何か書きぶりが大きく変わることはないと思います。しいて言えば、ノリを優先して文体を意図的に崩しても違和感が少なくなることくらいかな。