withComputer

ブログ変遷

僕がネットを使い始めたのが1999年で、すぐにホームページを作りました。制作ツールは、今は懐かしき「Dreamweaver/Fireworks Studio」。ソースをほとんど見ることなくゴリゴリのテーブルデザインで作ってましたね。

最初のサイトのタイトルは「sowhat」というものでした。「So what?」つまり「それが何か?」みたいなテキストを書き溜めていくものとして立ち上げたんですよね。その名残は、最初のブログのURL(blogsowhat)にも表れています。

ブログに移行した時期(2004年)は、ちょうど大学院をやめてWeb系の仕事に転向する時期です。情報教育の仕事にもゆくゆくは関わりたいと思っていたので、「with Computer」という名前には、自分はコンピューターと真剣に向き合っていくんだ、という決意の意味が込められています。「with Mac」とかにしなかったのも、プライベートなことだけを書く媒体にはしたくない、という意識があってのことです。

ネット上に文章を書き始めて10年。振り返ると、書いている内容は最初の頃とそう変わらないように思います。が、書くことで、そして書く媒体があることで、いろんなことを考え「まとめる」習慣ができたのではないかと思っています。この「まとめる」という部分が大事で、考えるだけならある程度普通にやれても、考えを人に伝えられるように整理するのは難しい。その過程で冷静になれたり、他の視点を考えてみたりできるので、これは大きな習慣だと自分では思っています。