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とある個展での出会いとインターネット

大学の先輩に連れられて、長谷川睦さんという方の個展に行ってきました。どんな作品を描かれている方かというと、直接リンクしやすい作品アーカイブがあまりないので紹介しにくいのですが、青柳いづみこさんのCD「ロマンティック・ドビュッシー」のジャケットに使われたということなので、それを紹介しておきます。なかなか僕好みの印象的な絵でした。

長谷川睦さんは気さくで話しやすい方だったのですが、さらに面白かったのがその後の展開。僕らが話していると、次にやってきたお客さんが、長谷川さんの音楽の先生という方。僕も先輩も初対面だったのですが、すぐに話がはずみ、その方の娘さんはニューヨークで活躍されているビブラフォン・マリンバ奏者なのだと教えていただきました。三村未佳さんという方だそうです。動画がいくつか見つかったので貼っておきます。

あまりこういう演奏をきちんと聴いたことがないのですが、やっぱりカッコイイですね。世界で活躍されているということで、刺激になります。

さらに次のお客さんは、色彩コンサルタントの方。この方とももちろん初対面なんですが、同様に話が弾み、なんとも大阪っぽいなーと感じました。さすが、アーティストはアーティストを呼ぶんですね。こんなに面白い出会いが待っているとは思いませんでした。

長谷川睦さんの絵がCDのジャケットに起用されるきっかけは、ネット上のアーカイブを見て声がかかったことなんだそうです。また「三村未佳」という名前で検索するだけで、こうして誰でもすぐに動画で作品を楽しめるわけです。これを見て新たな出会いも起こるんでしょうね。インターネットに対しては賛否いろんな意見がありますが、人と人を種々の壁を飛び越えて結びつける力があるんですよね。ネットのある時代に生きてて良かった、と思いました。