償い
- 2009年08月07日
千葉が菊池の獲得を断念、菊池はドイツ2部のコトブスの入団テストを受けたというニュースが。
菊地には、江尻新監督を迎えてJ1残留を目指す千葉が獲得の正式オファーを出していた。だが、過去に不祥事により、国内で1年間の選手登録停止処分を受けた経歴があるためサポーターから批判が殺到。その声を重く受け止めて獲得を断念していた。
菊池って誰?という人は「ジュビロ磐田 菊地 直哉 の淫行事件とその後 | Retujyou.com どうにもならない劣情の種子を植え付けられたばかりに」などをどうぞ。
ちょっとネット上の議論を見たかぎりでは、不祥事を起こした男はいらない、という理由だけでなく、不祥事の処分中に国外に出てサッカーを続けるという選択をしたその行為が「罪を償う姿勢が見えない」という感情もあるみたいです。もちろん、千葉サポーターの全てが獲得に批判的なのかどうかはわかりませんが、批判の理由としてもいろいろあるみたいです。
僕は菊池の事件後の言動を詳しく知らないので、彼の中に罪を償う気持ちがどのくらいあるのか、それを判断することはできません。ただ、罪を償う気持ちの大小は別にして、菊池の置かれた状況としては、サッカーで食っていくためには海外に行かざえるをえない、という部分もあったのでしょう。また逆に、日本で何も仕事をしない、あるいはサッカー関係の仕事をしないで過ごせば、それが即ち罪を償うことの一つになるのかどうかも、人によって判断は分かれるのかなという気もします。
マッキーが昔、覚醒剤の件で捕まった時のことを思い出しました。なんかいろいろ考えさせられるニュースです。