iWork '09がいい感じ
- 2009年01月16日
- アプリやMac
先日、iWork '09が発表されました。僕はプレゼンテーションではKeynoteを、見積書とか報告書とかのドキュメントはNumbersを愛用しています(Pagesは何だか好きになれず、ほとんど使ってませんが・・・)。
今回は一見目立たないマイナーアップデートに見えますが、個人的には待望の機能が2つ追加されていました。ひとつは混合グラフを作れるようになったこと。折れ線グラフと棒グラフのミックスとか必要になって、えらく苦労したんですよね。これが標準機能でサポートされたのはありがたい。
もうひとつは、アプリケーション間でグラフのリンクが可能になったこと。例えばNumbersでグラフを作ってKeynoteに貼り付けたあと、Numbersのデータを修正しても自動的にKeynoteのグラフに反映されるようです。これでデータの管理が楽になりますね。
プレゼンテーションでKeynoteを昔から使ってましたが、アクセス解析のような数字を扱うレポートを書く機会が去年は多くて、Numbersも積極的に使うようになったんですね。そうしたら、意外に「なんでこれができないの?」と思う部分が見えてきたんですよね。そこらへんが改善されてるというなら、アップデートする価値はあるかなぁ。
洒落た演出を簡単に実現することに磨きをかけたKeynoteと、Excel初心者が敷居を感じる数式の扱いを楽にしたNumbers。Officeとは違う方向性を明確にしてきたなぁという感じですね。その違いは使った人じゃないと実感しにくいとは思うので、アップルはもう少しアピールに工夫をしてもらいたいと思いますけど。