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2009年を振りかえる

2009年も残すところわずかということで、今年一年の自分を振り返ってみることにする(・・・というと何やらもっともだけれど、実際は来年2月の大仕事「確定申告」の収入と経費の計算を確かなものにするために必要な振り返りだったり。自分でも驚くほど覚えてないんだよねーいろんなことを)。手始めにメールのタイトルをざーっと1年分眺めてみました。これだけメールに依存してる生活を送っていると、受信箱はまさにライフログです。

今年は、昨年から取り組んでいた「日本語でケアナビ」の全面リニューアル版を4月に公開した以降は、これといって大きなサイト制作はしていません。冬はそのサイト制作、春は学会発表とセミナーの開催、夏あたりからCSS NiteなどのWeb系セミナーに参加を増やしていきました。秋以降は年度末の公開に向けたプロジェクトを掛け持ちする日々、という感じです。このプロジェクト、自分がコードも書いてるものやディレクションのみのものと色々なんですが、公開したらこのブログでお知らせしますね。

今年は1週間のうちの大半が、講師やアドバイザーなど曜日固定の予定で埋まる生活でした。それは生活にリズムが出て良い反面、大きめのプロジェクトが舞い込んできたときに時間を都合するのが難しいというのもあるのですよね。収入は安定するけど、新規案件を手がけることが減ってしまうぶん、収入の大きな伸びは期待できなくなってしまうわけで。来年は固定の予定を少し見直して、自分の仕事の範囲を広げたり質を高めたりすることに、より時間を割こうかと思っています。勝負の一年になりそうです。

Web制作の仕事に関しては、プロジェクトマネジメントの難しさを改めて実感した1年でもありました。自分がやれる量と質の限界を知っておくことの大切さ、人に任せる場合の相手の選び方と付き合い方、スパンが長い案件に対する気持ちのコントロールと展開を見据えた先手の取り方などなど。どう克服するか模索中のものも多いですが、来年は少しでもレベルアップしたいですね。

また今年は、オンラインとオフラインがつながっていく実感を強く持った一年でした。これまでの僕の場合、オフラインで知り合った人たちとその後オンラインでやりとりも続く、というケースがほとんどで、でもオンラインが活発じゃない相手も多くていつのまにか疎遠に、みたいなことが多かったんです。でも春にiPhoneを買って夏にTwitterを再開して、知り合いだけどコミュニケーションの機会が少なかった人とも言葉を交わすことが増え、Twitterで知り合ってオフラインでご対面ということもありました。ブログの書きぶりから人となりを予測して、いきなり会って飲むという冒険もしたなぁ。オフ会とかやらない僕には、これはかなり大きなことなんですよね。過信には気をつけようとは思っていますが、書かれているものからも相手を想像できるし、顔を合わせてないからといって必ずしも全て不安なわけではない、ということを実感しました。

ちなみに、2009年の抱負を1年前に書いてるんですけど、これが見事に全部来年に持ち越しという残念な結果。あー、やるやる詐欺ですよね、まさに。