BiND、concrete5は使えるか?
- 2009年05月10日
- Web制作
クライアント側で更新作業ができるサイトを、というニーズは僕の手がける案件では必ずと言っていいほどあって、その大半は高機能な更新システムを組み込む予算がないケース。僕がシステム構築をバリバリやれる人間でないので、既存のCMSを組み込むことが多いです。そして、そういう組み込みに適したCMSを常に探しています。
これまで試した中では、やっぱりNucleus CMSがいちばん使い勝手がいい。システムが吐き出すコードをコントロールしやすいし、システム自体の動作も軽い。英語圏生まれのCMSですが、日本には熱心なユーザーが多く、日本語の資料もたくさんあります。
他の選択肢として検討しているのが、デジタルステージのBiND for WebLiFE* 2。有償ソフトで、ローカルで作ってFTPでアップするタイプのアプリケーションです。参考書もあるので、ユーザーがイチから独力で作っていくこともできるものですが、操作感の癖を克服するのが僕にはちょっと時間がかかるかな、という感じ。制作案件でテンプレを僕が作って更新はクライアントで・・・という流れにしていくことも可能そうですが、基本的にコードを書けないところが僕自身には結構ストレスなので、そこらへんの折り合いをどうつけるかは模索中といったところです。
もう1つの注目株が、concrete5。画面をオーバーレイで編集可能にしていくところは、BiNDと近いところがありますね。ページ数が少ないサイト向きなのかなという印象ですが、標準モジュールでフォームがあったり、アップロードのファイルの対応が幅広かったりと、なかなか面白いところも多いです。まだまだ日本語情報が少なく、これを制作案件で生かすには(特に英語が読めない僕にとっては)厳しいのですが、ちょっと真剣に取り組んでいこうかなと思ってます。
あ、SOY CMSもまだ本格的に試してないや。時間がいくらあっても足りないなぁ。