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プレゼンしました:「BlogではじめるPersonal Branding」- 第3回リクリチャット

先日「Re:Creator's 2010忘年会 & 第3回リクリチャット」にて5分間のライトニングトークをしてきました。タイトルは「BlogではじめるPersonal Branding」というハッタリみたいなものだったのですが、せっかくなのでスライドも公開しておきます。

内容はスライド見てもらうだけでも十分わかるかと思うのですが、要するに「自分ブランディングをしたいならブログ書こうYO!!」というものです。今月まだ3記事目のお前が言うなという感じですが、来年からもう少し頑張っていくよという決意表明も込めてのプレゼンでした。

Personal Brandingというと仰々しいですが、僕にとっては「自分のやりたい仕事に携われるようにするための施策」という感じです。大学院で日本語教育を学んだ後、専門学校に1年通ってすぐにフリーランスで仕事を始めた僕は、Web系の制作会社にいた経験がないので、いわゆる業界的なつながりがあまりありません。自分のスキルも偏りがあります。だから同業者で仲間と呼べる人がほしいなぁというのは、仕事を始めたときから感じていました。クライアントに対するブランディングの施策はまた別に考えがあるのですが、フリーランスで仕事をする人は横のつながりも重要なんじゃない?ということでプレゼンしたわけです。

量や質を別にすれば、ネットにものを書きはじめて10年以上になります。ブログの形にしたのは2004年。PVはずっと微々たるものではありますが、例えばセミナーの感想などを書くと登壇者や参加者の方が後で読んでくれたりして、それをきっかけに話ができる間柄になったというケースがいくつかあるんですよね。懇親会でいきなり深い話をするのって難しいじゃないですか。でも自分がまずブログに書いて、それを相手も読んでくれていたら、共通の土台ですぐ話ができるわけです。これは大きいんですよね。コミュニケーションツールとして、ブログは僕にとって大切なメディアです。

スライドの中で「書くつもりで聞く。 書くつもりで会う。 書くつもりで読む。」という一節を引用しています。これは、haruna26さんの「はみだし」というブログの「書き晒せ。」というエントリーにある言葉なんですが、ぜひ全文を読んでください。

自分の言葉でアウトプットするっていうのは、少なくとも僕は、事前の準備がないとできない。できても質を伴わないと感じています。僕の場合、ブログに書いていることは、大半がそれを経験した直後に頭の中で定まっています。それをその後で(例えば帰り道の電車の中とシャワーを浴びてるときとかに)伝わるような構成と言葉にしていく。キーボードを叩く段階では、かなり「書ける」という確信がある状態です。

もちろん書きながら迷ってしまって時間がかかることもあるし、伝わる構成と言葉を見つけられずにお蔵入りになるものも多いですが、そうやって思考をめぐらすことは、たとえ最終的に書けなくても自分のためになるんですよね。だから、事前に意識して体験するというのは重要です。ブログというメディアが自分にあってよかった、と思います。