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新聞について考えて呆れられる

正月休みネタ第二弾。弟が秋ごろから新聞を購読するようになったという。新聞を読む若者はどんどん減っているというのが僕の印象だったから、なんでまた?って聞いてみた。そしたら、ニュースに触れる機会が新聞くらいしかないし、ネットだけだと偏るから、という。

弟はMacを持っているけど、日ごろからそれほどネットを使いこなしているわけではないし、僕みたいに夜フクロウ(Twitterクライアント)を視界の隅に常時出しておける仕事の仕方もできないだろうから、ニュースのまとまったメディアとして新聞を選ぶのはわからなくはない。でも僕だったら、新聞があっても一面とスポーツ欄しか面倒でまともに読まないと思う。それに偏るのがアレだったらテレビのニュースを流しとけばいいんじゃないか、NHKだったらうるさくないし、とさらに聞いてみた。すると、ニュースがやってる時間帯に家にいないこともあるし・・との返事。

そっか、でもニュースだったらスカパーみたいに30分1セットで1日中同じものを繰り返し放送してくれたらいいのにね。朝と晩で内容追加するだけで別にいいし。そういや新聞だって夕刊がない地域も出てきてるし、Newsweekも紙なくなちゃったしさ。もう「2年契約で3ヶ月無料」とかそんなジリ貧なサービスやってる場合じゃないと思うよ。ニュースを個人に最適化して配信するWebサービスとか流行ってるし、新聞社だってまだその手のことをやれる道もあると思うけど、なんともならないのかなぁ。

などとペラペラと話していたら、新聞社の人間でもないのになぜそこまで新聞の心配してるのさ、と呆れられてしまったのでした。いや別に新聞社の心配してるわけじゃないんだけど、ほら、そういうのもWebの仕事してると関係ないわけじゃないというか・・・と言ったあたりで席を立たれてしまうという。

そっか。考えてみれば、自分がいま直接関わっていない物事やサービスのアレコレを考えるってのは、一般的には珍しいのことなのかもしれません。こんな自分だからWebの仕事やっててよかったと言うべきか、Webの仕事をしてるからこうなったと言うべきか。