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設計に注力できる時代の到来

昨年末からjadeとstylusに手を付けはじめました。まだアレコレ語れるほどに慣れてはいないのですが、これを使うことでHTMLやCSSを簡略化された書式で記述でき、パーツごとに作り込んで必要なときに呼び出して使えます。大量にコードを書かなければならない人や、複数人で手分けして作ったりする人にとっては嬉しい機能が多いんでしょうけど、個人的には「テンプレートや変数を使って汎用的な仕組みを作ること」自体が面白いなぁと思っています。初めてCMSを使ってサイトを作ったときの気持ちに近い。無駄にいろいろ設計を考えてしまいます。

なぜjadeとstylusを選んだのか、ということに深い意味はなくて、いくつか他のものと比較して、新しいほうをやってみようと思った、という感じ。どちらも現状それほどドキュメントが多いわけじゃなく、Node.jsとかの知識も全然ない僕なので、わからないことも山とありますが・・・。このあたり詳しい方、ぜひお友達になって助けてください。

こういうのに触れると、レゴブロックをガンガン組み上げていくようなサイトの作り方が、今後Web制作者の中で当たり前になっていくだろうな、と改めて思いますね。作ってみて考える、作りながら考えていく。クライアントにとっても、実際に形が見えているほうが考えやすくて嬉しいだろうし。僕ら制作者は、質の高いブロック(コンポーネント)を揃え、的確に組み上げる(設計する)スキルを磨いていく。新しい自分に変わっていくのは大変なことだけど、時代は良い方向に変わってきている気がします。