withComputer

講演やります:2016年2月16日 第9回専門日本語教育研究協議会

ちょうど1ヶ月後ぐらいになるのですが、2016年2月16日(火)に大阪大学吹田キャンパスで開かれる「第9回専門日本語教育研究協議会」で、講演の機会をいただきました。本記事ではその告知と、話す内容について少し説明などをします。

全体のテーマとしては「専門日本語教育におけるIT活用の可能性」というものなんですが、僕の講演タイトルは「これが教師の生きる道? ースマホ時代のことばと学習ー」です。なんじゃそりゃ・・と思ったあなた、ぜひ聴きに来ていただければ。

以下がイベントのポスターです。PDFかなぁと思ったら画像だったのですが、Facebookとかでシェアする際にはこっちの方がいいのかな。まぁプログラムはテキストできちんとページを作っていただくのが一番良いのは間違いないですけども・・。(2016.05.10追記:ポスター画像が開催側から削除されてしまったようです。もったいないなぁ。)

僕の後に続くお二人は(タイトルから察するに)具体的な事例の話をされると思うので、僕はもう少し抽象的で大きめの話をしようと考えています。今がどういう時代であるのかをITを切り口にして考えることで、日本語とか学習とか教師とかいった要素を改めて見直すことができればいいな、と。

どうせ当日言及するつもりなので先にぶっちゃけてしまいますが、イベントのお題として、いまさらITを「活用の可能性を考える」ものとして捉えていること自体が、もうめっちゃアレだと思うのですよ。活用方法って、僕ですら10年前以上前には言ってた記憶があるのに、業界がまだ「活用の可能性を考える」状態って何だよっていう。

多くの一般の人、多くの学習者からすれば、ITは当たり前のように存在する道具であって、あれば普通に使うのものです。その効果の程度は状況によるとはいえ、基本的に有効に使えるものであることは常識に近い。なので、そこで議論が止まっていては仕方がないと思うのです。

そういう現状を認識して、学習者の視点に立つと、日本語や学習や教師はどのように見られる現実(あるいは見られる可能性)があるのか。それならば、私たちはどうすべきなのか。本当は学習者自身に語ってもらいたいところですが、そういうわけにもいかないので、僕なりの見方を提示して議論のきっかけにできればと思います。

さーて、おじさん本気出しちゃうよー。

参加費は確か無料だったかと思うのですが、会場のキャパの関係で、事前申し込みの先着順だそうです。申し込みは以下のURLからどうぞ。

第9回 専門日本語教育研究協議会 申し込みフォーム

後半の全体討論では、会場参加者からコメントをいただくタイミングがあると思うので、いろいろ意見交換ができればと思います。平日ですが、ぜひご参加ください。