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この本は良いと俺の中だけで話題に(2017年2月時点)

ここ最近、友人に本を薦めたり、本棚巡りをする機会が続いたので、そのときに取り上げた本を紹介しておきます。ずいぶん昔に読んだものから、まだこれから読む本までいろいろですが。

松尾茂起・上野高史「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」
サイト掲載用のサービス紹介文の書き方がわからないと言っていた友人に紹介したら、気に入って活用してくれているみたい。SEOという言葉なんか知らなくても、イラストに多少びっくりしても、ことばを仕事で扱っている人は読んでみたらいいと思う。
開米瑞浩「エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方」
エンジニア向けの本ではあるんだけど、プレゼン全般にも使えるだろうと思って読み進めてる。日本語教育でプレゼンの授業をしてる人からは「よい参考書がない」とか聞くど、ジャンルを広げれば使えるものは結構ある。
松尾豊「人工知能は人間を超えるか」
前回の記事で人工知能について話題にしたので、入門書を見ておくかと書店に行くたびに関連棚に足を運ぶんだけど、わりと長いこと平積み筆頭ポジションに置かれてる本。まずはこれから読もうかな。
三宅陽一郎・森川幸人「絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68」
三宅さんの本は「人工知能の作り方 ――『おもしろい』ゲームAIはいかにして動くのか」を読もうかなぁ(でも素人の僕には難しいかな・・)と思ってたときに、こっちの本も見つけたのでチェック。絵が可愛くて取っつきやすい。
齊藤元章「『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る」
最近ブログの書評で見て興味を持った。パラパラと読んだだけでも、ななかな刺激的なワードがいくつも見つかる。抜粋版とはいえ分厚めの本だけど、時間作って読もう。
田中佐代子「PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門」
来年度に新しく担当する授業の教科書。きちんと情報を扱うスキル、伝わりやすい見せ方を工夫するスキルを身に付けてもらうのが目標の授業だけど、なかなか使えそうな教科書が見つけられなくて大変だった。1年目はこれでやってみる。
二村健「情報サービス論(ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望)」
こっちも来年度の授業用(担当4年目)。この手の本は内容が古いものが多くて難しいけど、これならまだ使える部分が多いかなぁという感じ。
岸良裕司「最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント」
初めて長期的なプロジェクトに取り組んで苦労したときに読んで印象的だった本(これは改訂版にあたる)。チームでの授業運営や教材開発プロジェクトに携わる教育関係者にもオススメ、というかみんなこういうネタにも興味持ってよ!(笑)。
徳岡正肇「ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード」
Kindle版をもう少しで読み終わるところ。ゲームに関心がある人はもちろんだけど、詳しくない人でも理解しやすい印象なので、世界を概観するのによいのではないかと。

ざっとこんなところ。

今年は「移動時間に少しでも本を読む」をテーマに掲げているので、読む読む詐欺で終わらないようにしないと。ほかに何かオススメの本があったら教えてください。