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a-blog cms 1.3を使ってみた

昨日バージョン1.3の正式版がリリースされたa-blog cmsをインストールして使ってみました。a-blog cmsについては、すでに4月に公開した NIHONGO eな で利用しており、次のプロジェクトでも利用する予定なので、新機能を中心としたテストが目的。

ということで、今回はまずローカル環境(MAMP)にインストールしました。MAMP環境への導入については公式サイトのマニュアル通りにやっていけば大丈夫ですし、かずみちさん(a-blog cms開発元のアップルップル代表)のブログでは簡単導入セットが配布されていますので、これを利用するのもいいですね。ほか公式サイトには、MacやWinのXAMPPへのインストールマニュアルもありますよ。インストールはサクッと終わります。慣れると一瞬。

新機能については、新しいテーマである「company3」をいろいろと調べていくのが良いのですが、次のプロジェクト用にCSVファイルからのエントリーデータのインポートをテスト。これは新機能ですらないのですけど。タイトルとカスタムフィールドしかインポートできないのが残念ですが、記事本文ではなくカスタムフィールドがメインのデータベース的な使い方をする僕にとっては、非常にありがたい機能。インポート時の負荷についてはローカルなのでよくわかりませんが、今回は数個のカスタムフィールド付き新規エントリーを600程度一気に突っ込み、あっという間に反映されました。

で、新機能として期待していたものの1つが、データをAjax的に読み込む機能。次のプロジェクトでは、エントリをボタンを押すごとにランダムで表示させる、簡単なクイズコンテンツを考えているんですよね。ということで、やってみた結果が以下の動画です。

サンプルというのも恥ずかしいぐらいの出来ですが、ボタンを押すごとにエントリーだけが書き換えられています。よしよし。そのものズバリではありませんが、やり方としては公式マニュアル「ページを移動せずにフォームの検索結果を表示する(post include)」あたりが参考になるかと思います。

そんなのjQuery使えばできるじゃん?って話かもしれませんが、システム標準でできるというのはありがたいことです。今回の新機能では他にも、付けられているタグから関連記事を表示させる機能など、欲しかったものが数多く実装されています。過去にシステム開発を他にお願いして作ってもらったサイトも、a-blog cmsがあれば僕ひとりでできるんじゃないかな、と思わせてくれるところまで機能が充実してきました。これは仕事の幅が広がるので素直に嬉しいです。

さて、現在「a-blog cmsを試してiPadをもらおうキャンペーン」というキャンペーンが実施中でして、この機会にa-blog cmsを試せばiPadももらえちゃうかも?な状況のようです。特にフリーランスなどでCMSのカスタマイズに苦労している方は、試してみて損はないCMSだと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。