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スライド「みんながハッピーになるプロジェクトデザイン術」を公開しました

先日(2016年10月30日)東京で行われたシンポジウム「日本語教育における理系研究者とのより良い連携を探る」で「みんながハッピーになるプロジェクトデザイン術」というタイトルのセッションを担当しました。そのときのスライドを公開しておきます。

内容としては、教材設計的な話と、プロジェクトマネージメント的な話が混ざっています。タイトルこそ「デザイン術」と大仰な言葉が入っていますが、まったく専門的に高度な内容ではなく、初歩の初歩と言っていい内容です。ただ、そんな基本的な内容であっても、教師が意識しておくことでプロジェクトは格段にスムーズに進むはずだろうと思い、今回のセッションで取り上げました。

このシンポジウムでではないですが、これ系の話をしたときに参加者から「マネージメントなんて(面倒なことを)教師がしなくてはならないのでしょうか(=制作会社が全部やればいいのに)」という質問をいただいたことがありました。僕の答えは大きく2つあって、1つは「予算やチームの都合上、教師がやらなくてはならないケースは多いのではないか」ということと、もう1つは「教師が自身の持つリソースをコンテンツにする仕事を手放したら、本格的に教師の存在価値はなくなっていく」ということです。後者の話については、シンポジウムの場では直接的には触れませんでしたけど。

参加したみなさんの今後のプロジェクトデザインに、少しでも生かしてもらえれば登壇者としてはありがたいです。